令和７年度　よこすか里親フォーラム

令和７年11月8日（土）はぐくみ館３階体育ホールにて、横須賀市児童相談所主催の「よこすか里親フォーラム」が開催されました。

当日は、里親希望者と里親制度に関心のある人、里親、施設職員と児童相談所職員等約20人の参加がありました。

まず、ＮＰＯ法人キーアセットの渡邊代表による講演と里親（里親会会員）による里親体験談の発表、そして渡辺代表と体験談発表者による対談が実施されました。

１　講　演　　　　　　　　　　　　ＮＰＯ法人キーアセット　代表　渡 邊　守　様

笑顔を育てる里親の「つなぐ」チカラ　～ヨコスカのこどもたちのために～

・里親制度とは、里親になってくれる人とそれを支える環境（地域社会・自治体）がないと成立しない制度である。

・公的養育（児童養護施設）と私的養育（里親家庭、ファミリーホーム）の長所と短所

　里親家庭には、施設にある「組織力」「専門性」「安定性」はないが、特定の大人（里親等）との関わりや深い繋がりがある。特に、里親家庭から「特別に大切にされる経験」「必死になってくれる大人の存在」「人とのつながりは修復できるという経験」などを子どもたちは少しずつ積み重ねていく。そして、『家庭は心地よい』という気持ちになる。

２　里親体験談

　　横須賀市に登録している里親（里親会S氏）から体験談を聞いた。初めて育てる子どもとの関わりに戸惑いながらも夫婦共に楽しく充実した日々を過ごしている。笑いあり、胸がキューンとする出来事あり、たいへん楽しい体験談を聞くことができました。里親になって変わったことは、夫婦間の会話で子どもに関する話題がほとんどになったこと。

３　ディスカッション

　　里親体験談の中で、渡辺代表が特に気になった点について具体的に発表者に聞きました。その後、体験談発表者と会場の参加者との質疑応答が行われました。

10月は「里親月間」です

こども家庭庁と横須賀市児童相談所は、毎年10月を「里親月間」と位置づけ、里親制度に対する理解を深めるため、重点的に広報啓発を実施しています。

１　里親制度パネル展示（市役所本庁舎）
令和７年９月29日（月）～10月3日（金）
8時30分～17時15分（市役所開庁時間）
市役所１号館１階　北口展示コーナー

２　パネルフロアー展示（コースカ３階）

令和７年10月16日（木）～10月31日（金）
10時～21時（コースカ ベイサイド ストアーズ開店時間）
汐入 コースカ３階フロアー（島村楽器横須賀店前）

詳しい内容はこちらをクリックしてください→　里親月間パンフOCT2025

里親説明会が西地区で開催されました。里親活動に関心のある方、どなたでも参加できる会です。このような会を開くことで里親制度理解がより深まることを望んでいます。参加していただいた皆様ありがとうございました。

開催内容はこちらをクリックしてください→　R7 里親説明会HPデータ (1)

毎月11日のイオンデーは幸せの黄色いレシートの日です。お買い物で受け取った黄色いレシートを応援したい団体のボックスに投函していただければレシートの合計金額の1％が団体への寄付となります。
横須賀市里親会も本活動の支援を受けています。
2023年度の支援金の合計は約６万円で、里子たちのために衣類やオムツ、おもちゃを購入しました。

横須賀市が主催する里親講座(年2回実施)に、今回も里親会員が出席いたしました。
里親会は来場していただいた里親制度について関心がある 方々、 里親を目指す方々に里子養育の体験談（写真）の報告やグループディスカションなどで養育里親の普及活動を行いました。